清酒「千代鶴」を醸す中村酒造は、あきる野の今でも鮎釣りの盛んな清流 秋川の流域に位置しています。
仕込水は、秩父古生層(ちちぶこせいそう)によって磨かれた清冽な水を地下170メートルより汲み上げたものを使用しています。
中村家は慶長以前400年以上前より当地に住み、現当主は十八代目にあたり、文化元年(1804年)より酒造業を興して200年余、酒造りを始めて現在十代目となります。
仕込蔵は江戸時代に建築された土蔵と、一年を通じて10度以下に保たれる空調完備の近代蔵の両方の特長を活かし醸造しています。
その昔、秋川流域に鶴が飛来した事があり、これに因んで縁起の良い名前「千代鶴(ちよつる)」を銘柄としました。
近年の「全国新酒鑑評会」の受賞歴は平成14年、15年、17年、21年、22年、23年、24年そして、令和4年に金賞を受賞しております。
また、東京国税局主催清酒鑑評会では、通算35回 優等賞を受賞しております。